愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)

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タイトル
教科等横断型授業の実践
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
八幡浜高等学校
教科等
教科等横断型
ICT活用実践概要

STEAM教育校内研究授業【②外国語×商業】を実施しました

 3月10日(金)1年5組において、「英語コミュニケーションⅠ」と「ビジネス基礎」の教科等横断型の授業が行われました。「自分の考える新しいコンビニエンスストア」をテーマに、まずグループ内で英語で発表をし、その後に各班の代表者による発表を行いました。各班とも、プレゼンテーションに積極的に取り組み、熱心に活動していました。コンビニエンスストアの現状や課題を踏まえ、独自の店舗経営について考えを深めることができました。

  

私はICTをこう使った

・英語でのプレゼンテーションをする際、一人一台端末でデータを作り、それを使って班内での発表をしました。
 (ファイルは、Teamsの指定した場所に保存)

・全体への発表は、教員端末でプロジェクターに投影し、コンビニエンスストアの現状や課題の補足説明をし、学習を深めました。

タイトル
生徒端末に接続して用いるデータロガー活用
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
愛媛県立今治西高等学校
教科等
理科
ICT活用実践概要

 自律神経と心拍数の関係性を確認する際、生徒端末と接続したデータロガー「DrDAQ」と自作したパルスオキシメーターを用いて、脈拍の可視化を試みました。心拍の変動が可視化できているので現象の理解ができた生徒が多かったです。考察時には、日頃から強度の高い運動している生徒とあまり運動していない生徒のデータを比較して安静時心拍数の違いや最大心拍数の違いについて議論している生徒も見られました。課題は、作成したパルスオキシメーターのセンサーが非常に敏感で、計測するのにコツがいるため、計測できるようになるまで時間がかかったことです。今後は、計測しやすいよう設計しなおしたいと考えています。

  

※本研究のデータロガー活用は、公益財団法人中谷医工計測技術振興財団科学教育振興【プログラム】助成「生徒1人1台端末とデータロガーを活用した理科教育の実践」の助成を受けたものです。

私はICTをこう使った

・生徒端末とデータロガーを接続し、自作したパルスオキシメーターを用いて、心拍変動を測定しグラフ化し生徒間で共有・考察させました。

タイトル
生徒端末で使用する顕微鏡アタッチメントとImageJ活用
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
愛媛県立今治西高等学校
教科等
理科
ICT活用実践概要

 原形質流動の実験の際、自作した顕微鏡アタッチメントを生徒端末に装着し観察・撮影を行いました。その後、生徒各々がImageJを用いて、タイムラプス画像から原形質流動の速度を計測しました。生徒が観察した計測データを共有することで、多くの種の比較を行うことができたため、生物の進化を絡めた議論ができていました。今後の課題は、ImageJの操作に慣れるまでに時間がかかったため、顕微鏡観察のたびにImageJを使用するなど工夫して、使用頻度を上げる必要があると感じました。

 

※以下のURLに自作した3Dデータ(STLファイル)がありますので、ご自由にダウンロードしていただき、お持ちの3Dプリンターに対応したスライサーソフトで3Dプリントデータを作成していただけたらと思います。

https://drive.google.com/file/d/1LUhIfSeVJrV-GsArO14FMC_By-sVEDu2/view?usp=share_link

私はICTをこう使った

・生徒端末と顕微鏡を取り付けるアタッチメントを3DCADで設計、3Dプリンターで作製し、それを用いて原形質流動の様子を顕微鏡で観察・撮影しました。

・撮影したタイムラプス画像から原形質流動の速度をImageJで測定し、速度データを生徒間で共有し考察させました。

タイトル
ICTを活用した数学の授業
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
松山中央高校
教科等
算数・数学
ICT活用実践概要

 グラフ描画ツールを活用して、値の変化に応じてグラフがどのように変化するか、本校の数学の教員石川先生が授業を実施しました。変化するグラフによって、生徒の理解を深めることができました。

 

 

私はICTをこう使った

 微分・積分の分野は、苦手とする生徒が多いですが、ICTのグラフ描画ツールを活用することで、値の変化によってどのように変化していくか、いつも以上に視覚的に理解を助けることができました。

タイトル
ICTを活用した理科の授業
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
松山中央高校
教科等
理科
ICT活用実践概要

「砂浜はどのようにして形成されるのか?~岩石の風化、流水のはたらきと関連して~」と題して、ICT活用した授業を、本校の理科の教員中井先生が実施しました。生徒は、Dr.DAQを1人1台端末に接続して温度を測定し、変化の様子をグラフ化することがで、理解や考察を深めることができました。

 

 

私はICTをこう使った

 水のあたたまり方(対流を含む)について、プロジェクターに実験の手順等を投影しながら、5種類の実験を行い、上層と下層の水温の変化から水の動き方を考察・確認しました。これを基に、海洋の層構造の形成や深層に沈み込んでいく海水の条件を整理し、世界のどの場所で海水が沈み込むかを考察させました。海洋の大きなしくみや生活の中の身近な疑問を理論的に説明でき、ICTを活用することで理解を深めることができました。今回は、測定機器のDr.DAQを温度センサーとして活用することで、生徒の理解を助けることができました。</

タイトル
音楽ツールを用いた授業実践
校種
特別支援学校
学校名
みなら特別支援学校
教科等
音楽・美術
ICT活用実践概要

高等部音楽科の授業で「クロームミュージックラボ」内の音楽ツール「ソングメーカー」を用いて作曲活動を行いました。

音の升をタップしていくだけで簡単に作曲ができ、音域、音階、小節数などの設定を変更することでアレンジも可能なので、生徒は試行錯誤しながら集中して取り組みました。

五線譜から音を探して並べようとした生徒やスーパーマーケットのテーマソングを演奏しようと工夫した生徒もいました。

音楽が得意な生徒もそうでない生徒も、自分で曲を完成させることができました。

また、友達同士で作った曲を聴き合い、自分の曲をさらにいいものにしようと意欲的に取り組む姿勢も見られました。

※Chrome Music Lab(クロームミュージックラボ)とは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などで、無料で14の音楽体験ができるツール。アプリやソフトのダウンロード不要で、手軽に音楽活動を楽しむことができる。

 

私はICTをこう使った

・「クロームミュージックラボ」から作曲活動を楽しめるツールを取り上げ、 実際に作曲活動を行いました。

・作った楽曲を保存・提出させ、お互いに聴き合いました。

タイトル
教科間連携&ICTの活用(久万高原町とトルコのオンライン授業)
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
上浮穴高等学校
教科等
社会・地理歴史・公民
ICT活用実践概要

 

 

 3月10日(金)、普通科2年生18名が、科目「現代社会」と「コミュニケーション英語Ⅱ」のコラボ授業で、キプロスにあるイースタン地中海大学のデニズ先生に、Zoom通信を使ってインタビューを行いました。デニズ先生は、キプロス在住のトルコ人で、ご家族はトルコにいらっしゃいます。

 2月6日、トルコでは大きな地震がありました。死者は5万人を超えています。被害を受けた地域は、内戦や民族問題など、複雑な事情を抱えています。今回のインタビューは、トルコやシリアの状況を理解することを目的に行われたものです。

 日本語が話せないデニズ先生にインタビューするために、生徒の皆さんは、英語で質問を考え、インタビューに向けて準備しました。

 インタビューでは、トルコの文化や、キプロスとトルコの違い、キプロスの紛争、トルコ大地震について質問しました。日本というと、「車とテクノロジー」が思い浮かぶというデニズ先生。日本車に乗っているそうです。生徒の皆さんは、デニズ先生のお話のなかでも、ハルミチーズというキプロスのおいしいチーズが気になったようでした。

 トルコ大地震については、「トルコ南部は、歴史的なお城があるきれいな場所ですが、地震のあとどうなっているのかは分かりません。シリア難民についても、正確な状態が分かりません」とのことでした。

 日本人として何をしたらよいかという質問には、「日本が地震からどうやって復興したか、経験や知識を共有してほしい」と答えていただきました。最後に、生徒の皆さんから、「トルコ大地震に驚き、私たちにできることがあるのではないか、と考えている。募金活動を始めたい」と思いを伝えました。

 英語を使って、直接トルコの方のお話を聞くという今回のインタビューでは、普段の学習の成果を生かし、さらに力をつけることができたのではないでしょうか。皆さんの真摯な思いも、デニズ先生に伝わっていることと思います。

私はICTをこう使った

 普通科2年生18名が、科目「現代社会」と「コミュニケーション英語Ⅱ」のコラボ授業で、キプロスにあるイースタン地中海大学のデニズ先生に、Zoom通信を使ってインタビューを行いました。デニズ先生は、キプロス在住のトルコ人で、ご家族はトルコにいらっしゃいます。

 生徒は、英語で質問を考え、インタビューに向けて準備しました。

 英語を使って、直接トルコの方のお話を聞くという今回のインタビューでは、普段の学習の成果を生かし、さらに力をつけることができたのではないでしょうか。

タイトル
「町じまん」交流会
校種
小学校
学校名
今治市立富田小学校
教科等
国語
ICT活用実践概要

 

令和4年6月29日に上島町立生名小学校とGoogle Meet を使って交流会を行いました。

事前に、国語科の単元である『「町じまん」をすいせんしよう』において、それぞれの学校で町の自慢となるものについて調べ学習を行いました。調べたことを市外に住む同学年の児童に、分かりやすく伝えるためにはどうすればよいかを考え、スライドなどにまとめました。当日は、相手校の児童数が少ないため、個別に交流するのではなく、お互いの発表を大型モニターに映して交流を行いました。交流の後、相互に感想を伝え合いました。

私はICTをこう使った

・児童がスライドを作る際には、Googleスライドを使い、共有をして1つのプログラムで共同作業を行った。

・町のことを調べる内容ため、市外の学校と交流を行うことにした。ICT活用のために活動を行うのではなく、国語科のねらいを達成するために、ICTを使うことを心掛けた。

・児童数の差が大きいため、個別で交流すると相手校の児童が委縮すると考えられた。そのため、全体での交流を行うようにした。

・授業の様子を他の先生にも公開し、研修を深められるようにした。</

タイトル
viscuitを用いた「漢字の音と訓」の学習
校種
小学校
学校名
西条市立飯岡小学校
教科等
国語
ICT活用実践概要

ビジュアルプログラミング言語である”viscuit”を用いて、「漢字の音と訓」の習熟を図る学習を行いました。漢字の右側を指で押すと訓読み、左側を指で押すと音読みが表示されるようプログラミングを行いました。問題をプログラミングしたり、友達の作成した問題に挑戦したりする中で、学習の習熟を図るとともに、プログラミングの楽しさを感じることができました。

  

私はICTをこう使った

児童の作品を電子黒板に写したり、友達のつくった問題に挑戦する時間を設けたりして、共有しました。

タイトル
ICT活用授業改善推進事業
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
西条高等学校
教科等
英語(外国語)
ICT活用実践概要

  第1学年の英語コミュニケーションⅠ、論理・表現Ⅰの授業でそれぞれ端末を使って授業を行いました。英語コミュニケーションⅠでは、パフォーマンステストに向けて、ワードのディクテーション機能や、パワーポイントの機能を使って、リテリングの練習を行いました。また、論理・表現Ⅰでは、パワーポイントで愛媛の伝統工芸品に関するスライドを作成し、プレゼンテーションを行いました。

  

私はICTをこう使った

 生徒が端末でパワーポイントのスライドを作ったり、ワードのディクテーション機能や課題の音読機能を使ったりしました。