愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)

タイトル
ChatGPTの教育への活用:ルーブリック評価表の作成とTeamsでの活用
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
愛媛県立西条農業高等学校
教科等
その他
ICT活用実践概要

実践事例① ルーブリック評価表のChatGPTを利用した作成

 評価基準が明確なルーブリック評価表は、生徒の理解度やスキルの進捗を明確に評価する上で極めて有効である。しかし、これらの評価表を一から作成する作業は時間がかかり、教師にとっては大きな負担となりがちだ。ChatGPTの活用により、評価基準やカテゴリー、レベルに関するプロンプトを入力するだけで、簡単かつ迅速にルーブリック評価表を作成することが可能となる。これにより、教師はより効率的に作業を進めることができ、評価の透明性と公平性を保証することができる。

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(実際に出力されたルーブリック評価表)

実践事例② Microsoft Teamsによる課題提出とルーブリック評価表の活用

愛媛県の教育現場では、Microsoft Teamsなどのプラットフォームを活用して、課題提出や授業の進行を行っている。ChatGPTを用いて作成されたルーブリック評価表は、Teams内の課題提出機能に簡単に追加することができる。これにより、教師はルーブリック評価表を参照しながら、生徒の提出物を評価することが可能となり、評価プロセスの効率化と公平性の向上が期待できる。

ここでルーブリック評価表 を追加

私はICTをこう使った

ChatGPTによるルーブリック評価表の作成では、評価基準、評価項目、達成レベルごとの説明を簡潔に入力し、カスタマイズ可能な評価表を生成。

・生成されたルーブリック評価表をMicrosoft Teamsの課題に添付し、生徒が提出した課題の評価に活用。評価プロセスの透明性を高め、生徒とのフィードバックをより具体的かつ建設的に行うことができる。

Teamsの課題機能を利用して、生徒からの提出物を一元管理。評価後は、そのままフィードバックを生徒に提供し、学習の進捗を共有できる。