愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
12月10日(火)に2年生医療理数類型18名クラスで、愛媛県総合科学博物館から川又明徳先生をお招きし「生物」の公開授業を行い、他校の先生方にも参観していただいた。
地衣類用いて、生物の分類や生物の多様性について考える授業を行った。
iPadにマイクロレンズを装着して、地衣類を拡大した写真を撮影し、その写真を用いて地衣類を分類した。
校内に生息する地衣類を探し、ロイロノートに生息場所をまとめた。
総合的な探究の時間における生徒の研究中間報告を、Teamsを通じて外部講師の方にも視聴していただき、内容および発表の仕方に対してアドバイスをいただいた。
Teamsを用いて生徒の発表を視聴していただき、その際に生徒の発表資料はパソコン側で画面共有にて提示することで、より見やすい環境になるようにした。
また外部接続のマイクスピーカーを使う事で、音声についても聞き取りやすいものになるようにした。
12月10日(火)に1年生普通科39名のクラスで、新居浜市の観光振興について考える「数学Ⅰ」データの分析の公開授業を行った。
新居浜市からいただいたデータをもとに、EXCELを使用して散布図や箱ひげ図の作成を行った。
生徒が作成した図をもとに授業者が問題を作成し、生徒たちがEILSを活用して解答した。
解答結果をふまえ、正答率の低い問題について生徒に解説を行った。
「自然災害に備える」をテーマとし、共有ノートのシンキングツールを使って発表を行った。
ロイロノートを使って事前にアンケートを実施した。また、共有ノートを利用して、発表資料の共有およびシンキングツールを用いて意見の集約を行った。
数学C「平面ベクトル」の授業において、ベクトルを用いて図形問題を解くことのメリットとデメリットについて考えさせたり、ベクトルが日常的な事象を考察したりするときにも有用であることに気付かせた。また、物理の問題にも発展させることで気軽に行える教科等横断型授業を目指した。
・授業ノートを投影することで板書時間の軽減を図った。また、資料映像で見ることによってベクトルが日常的な事象を考える上でも有用であることを印象付けることができた。
・授業後、図形問題にベクトルを利用することのメリット・デメリットについて共有ノートを作成し、振り返らせた。
『数学×物理基礎』による教科等横断型授業
物理基礎において、等加速度直線運動での変位が時間と速度のグラフ下の面積になることを確認し、時間と速度の関係を表したグラフから時間と車の移動距離のグラフをかくとき区分求積法で考えられることを気付かせた。スライドや電子黒板の機能を利用し、生徒に考え方を発表させることによって理解を深めた。
・電子黒板の作図機能を利用し、区分求積法の考え方を生徒に実践させた。
・アニメーションを用いて、区分求積法の考え方を説明することで理解が深まるものとなった。
伊予国弓削島庄を題材に「荘園は、鎌倉時代から室町時代にかけてどのように変容したのか」を探究課題として、小集団で資料を読解しながら、EILSで解答していく活動を行った。
・資料を読解しながら解答できる知識や思考・判断を問う問題をEILSで解答し、時間を区切りながら、集計分析機能を用いて理解度の確認を行った。
・探究課題をEILSの宿題・課題で提出することで、評価とフィードバックを行った。
「感染症に日本では感染症にどう対応してきたのか、今後どのように対応していくべきか」を探究課題とし、「日本史探究」と「生物基礎」の教科横断型学習を行った。知識構成型ジグソー法を用いて、「天然痘と日本」「コレラと日本」「ワクチンのしくみ」のエキスパート班で活動した上で、ジグソー班において共有し、ロイロノートのカードに記入した。
ロイロノートの1枚のカードに、探究課題に対する授業前の考えと学習後の考えを記入できるようにすることで、生徒の理解の変容を視覚的に実感できるようにした。
11月8日(金)に2年生普通科理型40名のクラスで、「生物基礎」と「地理探究」の教科等横断型授業の公開授業を行い、他校の先生方にも参観していただいた。
石鎚山に注目し、実際に石鎚山を登山した様子をプレゼンテーションソフトで紹介した。身近な石鎚山系の植生と環境条件との関係に気付かせ、自然環境と人間生活との関わりについて生物学や地理学の総合的な知見が深まるように工夫した。
実験結果や意見の共有のため、Teams上にExcelファイルをあらかじめ作成しておき、各班のシートに打ち込むようにした。
「プラスチック汚染を止めるために」というテーマで、英語×情報 の教科横断的な授業を行った。マイクロプラスチックの量と相関関係がありそうな値を生徒たちが調べ、Microsoft Teamsで共有したエクセルシートを使って相関係数を出し、グラフを作成した。
作成したグラフをもとにプレゼンテーションを行った。
・1人1台端末を使い、相関関係がありそうなデータを収集した。データを使用する際は出典を明らかにするよう指導した。グループ内で役割分担をすることで、効果的にデータを収集できた。
・Microsoft Teamsでエクセルシートを共有し、相関関係を示すグラフを作った。シートを共有することで相関関係を導く計算や、グラフ作成を容易にすることができた。
・Microsoft Teamsでグループごとにプレゼンテーションを作成した。共有できるため、週末などを利用して作成することができた。