愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
理科と数学科で教科等横断型授業を行いました。
みかん果汁やレモン果汁の酸性度を実験で調べ、数学の知識で数値化するものでした。
身近なものを教材化することで、学校で得る知識が生活にも生かされることを期待します。
指導者端末で実験方法の説明を行い、生徒端末では表計算シートでの実験結果の処理とTeamsによる結果の共有に使用しました。
令和5年度ICT活用高等学校授業改善推進事業第2回公開授業が行われました。
地歴公民科の井上亜弓教諭による「日本史探究」の授業が行われました。導入では、生徒が作成した復習問題を互いに解き、理解度を高める様子が見られました。展開では、徳川綱吉の政策について史料をもとに読み解き、徳川綱吉のイメージは後世に意図的に作られた可能性があることが示されました。
保健体育の内海壮一教諭による「体育」(テニス)の授業では、ゲーム分析をしました。ゲームの様子を動画で撮影し、ゲーム後に撮影した映像を見ながら反省を行い、次のゲームに生かす取組がなされていました。客観的視点で技術力を高める工夫が見られ、生徒の主体的な学習が見られました。
ロイロノートを活用して問題を解き合いことで理解力を高める。
複数の資料を提示し、比較分析を行う。
試合の動画を撮影するなど、自身の動きを客観的視点で捉えることで、競技力の向上につなげる。
2年生「古典探究」の漢文において、司馬遷の『史記』の1時間目(導入)の研究授業を実施しました。司馬遷が『史記』という作品や「紀伝体」という叙述形式に込めた思いを考察し、班ごとにまとめる活動を行いました。
Microsoft Teamsの共同編集機能を活用し、班ごとに司馬遷の思いをPowerPointのスライドにまとめました。
「歴史総合」の授業で「日中戦争が泥沼化した理由」について、ジグゾー法を用いて考察しました。様々な史料を読み解きながら、生徒たちは多面的・多角的な視点を持って、問いに対する答えを導き出すことができていました。さらに、それらをクラス全体で共有することで、より理解を深めることができた授業でした。
ロイロノートを活用して、史料・写真の共有、さらにシンキングツールを用いて意見の集約を行いました。
第6学年社会科「戦国の世から天下統一」の単元で、興味を持って調べ学習が行えるように、三つの川柳を提示し、人物像を予想させました。その後、ロイロノートを活用して、3人が天下統一に果たした役割をプレゼンし、シンキングツールで内容を評価し合いました。児童が意見を共有し、天下統一における3人の役割や生き方を捉え直しながら、主体的に自分の考えを深めることができました。
ロイロノートを活用して、プレゼン作成と意見交換を行ないました。
授業の中で生徒の意見を集めるためにホワイトボードサービスを利用し、生徒と共有した。
「Miro」というWeb上のホワイトボードサービスを利用して、生徒一人一人が意見を付箋のスタイルでホワイトボードに貼り付け、意見交換を行いました。一度貼った付箋をあとで自由に動かすこともできます。
愛媛大学の梶原智之先生をお招きし、ChatGPTを有益に活用するために教職員を対象に研修会を実施しました。
ChatGPTは、メールや議事録やキャッチコピー、翻訳や要約、プログラミングを得意とします。電卓やインターネットと同様、使いこなすべきものとして、今後の活用方法を考えていきたいと思います。
地歴公民科の井上亜弓教諭による「世界史B」の授業が行われました。
導入では、「えひめICT学習支援システム(EILS(エイリス))」を活用した復習を行いました。正答率をもとに解説を行う中で、生徒が主体的に取り組む様子が見られました。
展開では、ラテンアメリカの独立やアメリカ合衆国の領土の拡大について学習しました。現在にみられるシモンボリバルの功績を映像や音楽をもとに紹介したり、白地図を用いて領土の拡大を書き込んだりするなど、視覚的に「知識・理解」を高めるための工夫がなされていました。生徒の主体的な学習が見られました。
「えひめICT学習支援システム(EILS(エイリス))」を復習に活用する。
現在に残る独立運動を担った人々の功績を映像とともに紹介する。
白地図に書き込む作業を通して、領土の拡大を理解させる。
日本語指導が必要な生徒とのコミュニケーションために、毎時間の授業や学校生活の様々な場面でGoogle翻訳アプリを活用しています。
先生の声を音声認識で翻訳したり、班活動では、班の仲間が直接入力して翻訳したりして、コミュニケーションを取っています。
道徳科の授業の中で、Jamboardを活用し、意見の共有や議論を行いました。