愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
1人1台端末(タブレット端末)を活用し、朝の会で生徒がアナウンサーになりきって「今日のニュース」を発表している。生徒の提案から効果音を挿入したり、スライドアプリのライブビデオ機能を使用したりすることで、よりニュース番組らしくなり、ニュースに対して興味をもつようになった生徒が積極的に感想を述べるようになった。また、文を読むことに苦手意識がある生徒が、この活動では、テロップを読む練習に熱心に取り組み、自信のもって発表するようになった。
1人1台端末(タブレット端末)とスライドアプリのライブビデオ機能を活用し、画面に自分を映し、アナウンサーになりきって「今日のニュース」の発表をした。効果音を取り入れることで、よりニュース番組のようになり、生徒の意欲が高まった。
総合的な学習の時間に共同で調べ学習を行った。「Googleスライド」を使用することで、生徒同士が制作の状況を互いに把握することができ、意見を出し合ったり、相手に合わせて考えたりすることができた。また、筋力の弱さにより文字を書くことが苦手な生徒がキーボードを使うことで、文章作りに対する抵抗が軽減され、進んで活動に取り組めた。
「Googleスライド」の共同編集機能を使い、調べ学習を行った。1人1台端末(タブレット端末)にキーボードを接続することで、生徒の文章作りに対する抵抗が軽減した。
生活単元学習でタブレット端末のイラスト作成アプリを使用して、絵を描いている。上肢を支持する補助具とタッチペンを使用することで、自分の意図した線を描いたり、色を塗ったりすることができ、意欲的に取り組んでいる。描いた絵が、学級の授業で行うドーナツ屋のキャラクターに採用されたことで、絵を描くことへの自信につながっている。
児童の実態に合わせて、1人1台端末(タブレット端末)とイラスト作成アプリやタッチペン、上肢を支持する補助具(スペンサー)をフィッティングして、児童が操作しやすいようにした。
他者との考えを共有することによる理解の深化
6年生理科「植物の栄養と水」において、水は茎や葉の細かい管を通って体の隅々までいきわたることを理解するため、カードに書かれた考えを児童同士で即時的に情報共有・協働編集できるミライシード「オクリンク」を活用して学習を行った。
自分の考えをまとめたカードをグループ、全体へと共有し、分類、整理、集約していきました。また、自分の考えを全体で共有し、児童間で練り合いました。
プログラミングを活用した現象に対する理解
3年生理科「風のはたらき」において、風車を学習する中で、風の強さと風車の回り方の関係を予想し、実験結果をノートにまとめるとともに、プログラミング言語「Viscuit」を活用して、風の強さと風車の回り方を表現する学習を行った。
目には見えない風の働きについて、「Viscuit」を活用して、風が弱い時や強い時の風車の回り方を表現し、量的、関係的に現象を捉えることができた。
アイビスペイント(高機能お絵かきアプリ)は、無料で使えて、直感的に作業できるので使いやすく、作画の様子を確認できるなど、振り返りが可能なアプリです。
オリジナルの絵を描き、利用してメモ帳やポチ袋などを作成した。
Zoom等への接続の場合、視覚障がい者は、IDやパスコードの入力が難しい面がある。(英数が混ざっていると入力ミスが起こりやすい。)
学校ホームページにリンクを掲載し、 スムーズに接続できるようにしている。リンクにたどり着くに は、認証キーが必要となる。
Zoomへの接続のハードルを下げて、簡単に活用でき ることで活動に集中するには良いと考える。
Zoomへの接続を気にすることなく取り組め、クイズコーナーなど、画面と音声を工夫して実施することで、笑顔の多いとても良い 交流となった。
「歴史総合」の授業で「ベトナム戦争の性質」について、ジグゾー法を用いて考察しました。様々な史料を読み解きながら、生徒たちは多面的・多角的な視点を持って、問いに対する答えを導き出すことができていました。さらに、それらをクラス全体で共有することで、より理解を深めることができた授業でした。
ロイロノートを活用して、史料・写真の共有、さらに、シンキングツールを用いて意見の集約を行いました。
1 技術・家庭科(技術分野)における「情報の技術」での実践
計測・制御のプログラミングによる課題解決を図る学習で、ロボット「レゴマインドストームEV3」を活用した。基本的な操作を確認した後、「工場で働くロボット」を課題解決のテーマとして取り上げ、「Scratchベースブロック型プログラミング」で動作の処理を行った。タブレット端末のよさを生かして、教室内外の場所を問わず動作確認ができたり、機器を持って他グループの元に移動して動作を直接見せながら相談したりして、協働的な学びができた。
2 Google Formsを利用した学習の振り返り
Google Forms(アンケート機能)とスプレッドシートを連携させたものを利用して、授業の振り返りを行っている。生徒個別のスプレッドシートになるため、紙媒体のように持ち運びをしなくても、生徒も教員も授業の進度や理解度、課題を確認することができた。また、生徒の自己評価だけではなく、生徒の質問やそれに対する教師のフィードバックなど、双方向でのやり取りに役立てることができた。
1 技術・家庭科(技術分野)における「情報の技術」での実践
タブレット端末を利用して、ロボットの計測・制御を行いました。
2 学習の振り返り
Google Formsを利用した学習の振り返りを行いました。
2年生国語「文学国語」『舞姫』の授業において、班ごとに自分の担当する段落の内容をまとめ、PowerPointを用いて発表する活動を行いました。担当班は本文の記述を元に登場人物の心情を考察し、それを聞く生徒も積極的に質問するなど、生徒たちが主体的に活動する様子が見られました。
・事前の本文通読の際に生じた疑問点をFormsのアンケートで回収しました。
・発表はPowerPointを用いて行いました。
・生徒たちが事前に考えていた考察をロイロノートで集めました。
・活動の相互評価をFormsのアンケートで実施しました。