愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
11月に数学Aの授業でモンティ・ホール問題を題材に公開授業を行いました。
授業の最初にEILSを用いて問題演習を行いました。普段の授業から使用しているため、生徒も操作は手慣れていました。そして、モンティ・ホール問題という難問を生徒同士で話し合いながら解いていきました。思考を助ける道具としてICTを生徒自身が使用し、自分たちで答えを導こうと頑張っていました。
・授業の最初に問題演習としてEILSを使用しました。
・ロイロノートの共有ノートで班活動をし、生徒それぞれの考えを共有しました。
・教科書会社のアニメーションツールを使用し、実際に活動をさせました。
2/10(金)に1人1台端末を活用した授業改善等の研究を行う事業の公開授業が行われました。
福本先生の「書道Ⅰ」では、評価の規準に従ってお互いの作品を鑑賞し、1人1台端末を使って意見を共有し合いました。その鑑賞文をもとに、よりよい作品にするために気をつけることを各自で確認し、集中して作品づくりに励みました。
・1人1台端末を使って意見を共有し合いました
2/10(金)に1人1台端末を活用した授業改善等の研究を行う事業の公開授業が行われました。
岡内先生の「論理・表現Ⅰ」の授業では、関係代名詞を用いた文でクイズを作り、予習の動画で確認した文法事項が正しく使えているかをペアワークで確認したり、ヘッドセットを使って、自分の音声を録音して課題テストの結果を提出したりしました。
・予習の動画を作成しました。
・ヘッドセットを使って、自分の音声を録音させて課題テストの結果を提出させました。
「倫理×数学研究」の教科等横断型で公開授業を行いました。
ベンサムとJ.S.ミルの功利主義について、生徒に考えさせると共に、数学的観点から、席替えにおける生徒の最大幸福について、学習を深めました。
公民教諭からベンサムの量的功利主義について確認したのち、数学教諭より席替えにおける幸福度の測定を行いました。数学教諭が作成したExcelのデータを生徒それぞれの端末に送信しました。一番後ろの席を幸福値+10、一番前の席を-10として、その間にも数値を割り振ったものです。席替えを年間続けた場合に、1年後には総合でプラスになる生徒もいましたが、マイナスになる生徒もいました。全員にとってプラスになる最大幸福は席替えにおいては存在しないことを生徒が確認できました。その後、ミルの質的功利主義について学習し、真の最大多数の最大幸福が実現する社会について考察させました。生徒は普段とは違う観点で席替えや幸福の在り方について、積極的に発表し、考察できていました。
・Microsoft Teamsを利用して、Excelで作成したデータを生徒に配布しました。
「情報Ⅰ」と「数学Ⅰ」による教科等横断型授業で、「えひめ版STEAM教育研究開発事業」で導入されたレゴSPIKE™プライムを活用した授業を行いました。生徒は、ロボットの設計やプログラミングに工夫を凝らし、できるだけ速く走るホッパーを完成させ、レースに臨みました。プロジェクトを通して、楽しみ協力しながら問題解決に取り組めました。
・1人1台端末を活用してロボットを動かすためのプログラミングを行いました。
・1人1台端末とロボットを無線接続し、動作確認をしてレースを行いました。
「数学×現代社会」の教科等横断型で公開授業を行いました。
すでに選挙権を持っている生徒も含まれる3年生を対象とした授業です。まず、現代社会の先生より小選挙区制、比例代表制の選挙制度に関する簡単な振り返りを行い、Formsを利用したオンライン投票を行いました。その結果に対して実際にドント方式を適用して、ドント方式の利点を確認しました。次にドント方式をテーマとした数学の問題に取り組みました。グループワーク、全体発表を通して、問題に対する様々なアプローチの仕方があることを学びました。
・Formsを利用したオンライン投票を行いました。
・グループワーク・全体発表について、1人1台端末でファイル入力をさせました。
「えひめ版STEAM教育研究開発事業」で導入されたレゴSPIKE™プライムを活用した授業を行いました。レゴ教材を用いることで、課題の発見や解決能力の育成が行えるよう計画的に実施しています。生徒たちは、「他者と交流する、主体的に参加する、反復性がある」等の体験が自然とできており、「間違うことを恐れず」意欲的に取り組んでいました。時間が足りず、プログラミングが不十分なチームもありましたが、有意義な時間を過ごすことができました。
・1人1台端末を使って、ロボットをうごかすためのプログラミングを行いました。
・1人1台端末と作成したロボットを無線接続して動作を確認しました。
「体育」の授業でバレーボールの実技を、本校と分校が連携して行いました。
会議用アプリで本校と分校をつなぎ、新聞紙を丸めた“ボール”を用いて個人練習に取り組んだり、試合形式では津島分校の皆さんに本校生徒の動きを分析してもらい、次の試合に生かす取組を行ったりしました。本校生徒と分校生徒の交流を深めることができました。
Zoomを利用して本校と分校をつなぎ、専門的な技術指導や生徒どうしの意見交換・交流を行いました。
第3回STEAM教育公開授業として、12/12(月)に、数学と国語によるSTEAM教育公開授業が行いました。
数学の「データの分析」の相関関係の知識を用いて、八幡浜市の人口減少についてデータ分析を班ごとに行い、考察を発表しました。
その際、国語で学んだ「論理カード」を使い、聞き手に納得してもらえるような発表になるよう各々論理的な分析・説明を心掛けました。
中には、冒頭に説明があった「疑似相関(本当は因果関係がないのに相関があるように見えること)」に気づいた班もあり、深い学びができました。今回学んだことを今後、課題研究等に生かせられたらと思います!
・生徒端末とteamsを利用して、発表スライド作成(グループごとの同時編集)を行った。
・数値を入力すると自動で相関関数が表示できるシートを配信し、因果関係の考察に利用した。
・発表を聞く場面ではスライドを共有することで、手元での確認ができた。
「英語×公民」の教科横断型で公開授業を行いました。
多様性を認め合う共生社会の実現について考え発表する授業が行われました。国際貢献を行ってきた日本人の活動について生徒が英語で紹介し、公民科の先生が説明を加えました。ALTからはカナダで活躍する日本人の方も紹介してもらいました。最後に班で共生社会の実現のために必要なことを話し合い、発表しました。皆さん英語で話すことに慣れているようでした。発表も積極的に行われていて、充実した時間でした。
・Microsoft Teamsを利用して、生徒に資料の配布を行いました。
・生徒が1人1台端末でプレゼンを作成し、発表を行いました。