愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
3月10日(金)、普通科2年生18名が、科目「現代社会」と「コミュニケーション英語Ⅱ」のコラボ授業で、キプロスにあるイースタン地中海大学のデニズ先生に、Zoom通信を使ってインタビューを行いました。デニズ先生は、キプロス在住のトルコ人で、ご家族はトルコにいらっしゃいます。
2月6日、トルコでは大きな地震がありました。死者は5万人を超えています。被害を受けた地域は、内戦や民族問題など、複雑な事情を抱えています。今回のインタビューは、トルコやシリアの状況を理解することを目的に行われたものです。
日本語が話せないデニズ先生にインタビューするために、生徒の皆さんは、英語で質問を考え、インタビューに向けて準備しました。
インタビューでは、トルコの文化や、キプロスとトルコの違い、キプロスの紛争、トルコ大地震について質問しました。日本というと、「車とテクノロジー」が思い浮かぶというデニズ先生。日本車に乗っているそうです。生徒の皆さんは、デニズ先生のお話のなかでも、ハルミチーズというキプロスのおいしいチーズが気になったようでした。
トルコ大地震については、「トルコ南部は、歴史的なお城があるきれいな場所ですが、地震のあとどうなっているのかは分かりません。シリア難民についても、正確な状態が分かりません」とのことでした。
日本人として何をしたらよいかという質問には、「日本が地震からどうやって復興したか、経験や知識を共有してほしい」と答えていただきました。最後に、生徒の皆さんから、「トルコ大地震に驚き、私たちにできることがあるのではないか、と考えている。募金活動を始めたい」と思いを伝えました。
英語を使って、直接トルコの方のお話を聞くという今回のインタビューでは、普段の学習の成果を生かし、さらに力をつけることができたのではないでしょうか。皆さんの真摯な思いも、デニズ先生に伝わっていることと思います。
普通科2年生18名が、科目「現代社会」と「コミュニケーション英語Ⅱ」のコラボ授業で、キプロスにあるイースタン地中海大学のデニズ先生に、Zoom通信を使ってインタビューを行いました。デニズ先生は、キプロス在住のトルコ人で、ご家族はトルコにいらっしゃいます。
生徒は、英語で質問を考え、インタビューに向けて準備しました。
英語を使って、直接トルコの方のお話を聞くという今回のインタビューでは、普段の学習の成果を生かし、さらに力をつけることができたのではないでしょうか。