新居浜商業高等学校

卒業生からのメッセージ(R7年度)

大阪経済大学 経済学部 柳井 夢菜

 私は高校在学中、探究活動を中心に行う「NC★SHOP部」に所属していまし01_新居浜商業た。活動の中心は地元企業とコラボした商品を販売する「新商マルシェ」を開催することです。私たちは地域通貨である「あかがねポイント」を導入し、地域経済の循環に貢献すると同時に、金融や流通を身近に感じてもらう工夫について研究しました。また、研究の成果を、愛媛県商業教育生徒研究発表大会で発表しました。
 私は研究を通して、物事に興味を持って取り組む姿勢や、プレゼンテーション能力、協調性等を身に付けることができました。これらは、大学進学後に大いに必要とされる能力です。皆さんも好きなものや興味のあるものの延長線に自分の進路がつながっていることもあると思うので、ぜひいろいろなことにチャレンジしてください。皆さんの学校生活が充実したものとなるよう、応援しています。

今治北高等学校

卒業生からのメッセージ(R7年度)

愛媛大学 社会共創学部 地域資源マネジメント学科 藤原 朱雅

 私は高校時代に、地元である今治市で、ハマビシという植物の植生調査をグループ02_今治北で実施しました。ハマビシは、環境省では絶滅危惧ⅠB類に、愛媛県では絶滅危惧ⅠA類に指定されており、近い将来、野生での絶滅の危険性が高くなっている植物です。具体的には、ハマビシの近年の植生数と分布域を観測・分析してデータにまとめました。様々な環境の条件も含めて、植生数・分布域の変化の理由を探り続けたことで、幅広い視点を持って物事に取り組むことができるようになりました。また、グループ活動では、周りを見て動くことや、協力しながらしっかりと全員が納得して活動を進めることを大切にしました。
 これらの経験から、私が通っている社会共創学部の特徴でもある、文理融合の視点を身に付けることができ、グループ活動において必要な考え方や行動を大学生活でも生かしています。
 皆さんも、課題研究で、興味のある分野について調査することがあると思います。そこでの学びは、必ず自分の成長につながるので、ぜひ頑張って取り組んでください。

松山東高等学校

卒業生からのメッセージ(R7年度)

九州大学 医学部 医学科 大堀 新平

 私は高校2年生の時、「松山東高校グローカル事業」の一環で、「グローバル社会03_松山東における日本人の宗教との向き合い方」について課題研究を行いました。日本では冠婚葬祭や年中行事などを除く日常生活では、海外に比べて宗教的な教えや慣習が浸透していません。そこでグローバル社会における、無宗教の日本人と海外の方とのよりよい関わり方について、アンケートや聞き取り調査を元に考察しました。話を聞く中で分かったことは、宗教という一つのことだけで個人にラベルを貼ってしまってはいけないということです。同じキリスト教を信仰していても宗教に対しての価値観は全く異なっており、同じイスラム教を信仰していてもお気に入りの礼拝堂は様々でした。
 大学では、教養科目の一つとして「ダイバーシティ社会」についての講義を受けて、自分の中にも「無意識な偏見」がたくさんあったことに気付くことができ、目の前の相手を一人の人間として知ろうとすることが大切だと再認識しました。
 将来医師として働く中で、様々なバックグラウンドを持った患者さんに出会うと思います。そのような時、高校での課題研究や大学での教養科目での学びを生かし、人と向き合う医師として活躍したいと思います。

上浮穴高等学校

卒業生からのメッセージ(R7年度)

東京農業大学 地域環境科学部 地域創成科学科 渡邊 瑛太

 私は東京都出身ですが、上浮穴高校への進学を機に久万高原町で3年間寮生活を送04_上浮穴りました。高校では農業や地域資源について学び、小学生との交流などを通して、町の自然や文化に触れてきました。探究活動では、「くまもるず」の一員として、久万高原町に受け継がれてきた久万大豆や地雑穀の継承と普及活動を行いました。地域住民や地域団体の協力も得て、商品開発やイベント販売、交流活動を行い、地域資源を生かしたまちづくりに取り組みました。
 現在は、東京農業大学地域環境科学部地域創成科学科に在籍し、「地域資源調査法演習」の授業では、久万高原町を対象地域として、その特徴や現状について文献や資料を用いてまとめています。また、農村、山村、都市部の3地域でフィールド実習を行い、地域住民や行政職員の方々から直接お話を伺っています。特に山村である小菅村では、地域の特徴や課題を分析して、村への提言をまとめるなど、高校時代に培った視点を生かしながら、地域づくりについて学びを深めています。
 上浮穴高校では、農業クラブ活動や地域活動にたくさん挑戦することができます。何でも挑戦し、自分の将来につながる学びや出会いを見つけてください。

長浜高等学校

卒業生からのメッセージ(R7年度)

北九州市立大学 地域創生学群 地域創生学類 尾本 響月

 私は高校3年生の時、地域の魅力をより多くの人に知ってもらうため、観光マップ05_長浜を作成・配布する活動に取り組みました。実際にまち歩きをしながら地域の方へ直接お話を伺い、おすすめの場所や地域ならではの魅力、歴史などを教えていただき、得意な写真やイラストを生かしながら、観光マップを完成させました。この探究活動を通して、自分の興味のあることを深く追究し、実際に行動へ移すことの大切さを学びました。
 私は、より地域活性化に興味と関心を持つようになり、現在、北九州市立大学地域創生学群で地域づくりについて学んでいます。地域との関わり方にはさまざまな形がありますが、地域創生学群では、自分が「やってみたい」と思える関わり方を見つけ、実習を通して実践できることが大きな魅力だと思います。探究活動には正解がありません。ぜひ自分の「好き」や「気になる」という気持ちを大切にし、一歩踏み出してみてください。その経験が、きっと将来の夢や進路につながるはずです。

宇和島東高等学校

卒業生からのメッセージ(R7年度)

広島大学 工学部 第三類 山田 海斗

 高校では、「柑橘類に含まれるリモネンをどのように抽出できるか」を課題研究の06_宇和島東テーマとして、身近な柑橘類を題材に、実験方法を考え、条件を変えながら結果を比較し、得られたデータから考察するという一連の探究活動を行いました。研究を進める中で、思ったような結果が得られない場合には、原因を考え、方法を見直して試行錯誤することの大切さを学びました。また、自分たちでテーマを設定し、実験から発表まで取り組むことで、物事を論理的に考え、相手に分かりやすく伝える力も身に付いたと感じています。
 現在は広島大学工学部第三類で、化学・生物・工学に関わる分野を学んでいます。高校で身に付けた、疑問を持って調べ、実験し、結果をもとに考える姿勢は、大学での学びにもつながるものだと思います。課題研究は、教科書だけでは得られない、実際に自分で考えて試す経験ができる貴重な機会でした。皆さんもぜひ、興味を持ったことに挑戦してみてください。

三島高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

北九州市立大学 文学部 比較文化学科 石川 真理奈

 私は高校時代に、四国中央市をグローバル化し共生できる街を目指すことをテーマに02-1三島高校・北九州市立大学・石川真理奈し、 市内在住の外国人の方々からお話を聞いて問題点を見つけ、解決する方法を考えました。普段私たちが当たり前に使っている言葉や不便を感じていなかった場所も、外国人にとっては悩みや不安に繋がっていることに気付きました。また、インターネットで調べるよりも直接お話を聞いたことで、 より身近なものとして真剣に考えることができました。日本と海外では文化や言語の違いがあり苦労することが多いですが、正しい知識を身に付け地域にある課題に関心を持つことの重要さを学びました。さらに、班のメンバーと意見を交換し、よりよい案を考えた経験から、自分一人で考えるよりも多くの人の多様な意見を取り入れて考えることが課題解決に繋がると学びました。

 これらの活動から、自分の中の当たり前は相手にとっては当たり前ではないことを改めて学び、大学においても、外国人だけでなく様々な地域から来ている人と関わる際に役立っています。みなさんも進路実現に向けて頑張ってください。

新居浜東高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

金沢学院大学 スポーツ科学部 スポーツ科学科 脇長 葵

 私は高校時代に、テーピングの効果について研究しました。反復横とび・立ち幅と04-1新居浜東高等学校・金沢学院大学・脇長葵び・垂直とびの3種目を、テーピングを貼った状態と貼っていない状態で数人に実施してもらい、記録を比較しました。すると、テーピングの有無で記録が変わった人もいれば、あまり変わらなかった人もいました。この研究を通して、スポーツではみんなが同じやり方をしてもうまくいくとは限らず、自分に合った方法を見つけることが大切だと気づきました。

 私は現在、大学でウエイトリフティングをしていますが、普段の練習や試合に向けての調整の際には、監督やコーチの指示にただ従うのではなく、自分に合った方法で取り組むことを意識しています。また練習前後のセルフケアの方法も、どうすれば一番疲れがとれるのか、試行錯誤しながら自分に合ったやり方を見つけました。みなさんも部活動や勉強の中で、自分に合ったやり方を探してみてください。応援しています。

今治西高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

九州大学 農学部 河上 陽南 

 私は高校2年生の時に、細菌培養法を用いた手指洗浄に関する課題研究を行いました。14-1今治西_九州大_河上陽南手洗い前よりも手洗い後の方が手のひらの細菌量が増加することがあるという問題を解決するために、洗浄に使う泡の密度や洗浄成分などに着目して検証実験を行いました。この探究活動を通して、身近なところで課題を発見し、仮説を立て、実験、観察、データを取り考察するという研究の基礎を高校で学べたのは、とても貴重な経験だったと感じています。また、3年時には自然由来の成分をもとにハンドソープを作るという追加実験を行いました。胴長を着て川に入り研究材料となる魚をとったり、木の実を採集したりというフィールドワークの面白さに心を動かされたことが、農学部という現在の進路決定に繋がっています。課題解決学習は、座学では得られない経験ができる素晴らしい機会です。ぜひ、自分の興味・関心のあることを積極的に探究し、充実した学校生活を送ってください。

松山工業高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

松山大学 情報学部 情報学科 名越 光玖

 私は、高校時代に課題研究として高校の魅力を発信するWebアプリの制作に取り組み24-1松山工業高校・松山大学・名越光玖ました。企画から実装まで、試行錯誤しながらも自分たちの手で作り上げることで、大きな達成感を得ることができました。課題研究を通してプログラミングの技術や知識だけでなく、問題解決力や協働性を高めることができたと感じています。うまくいかずに悩むことも多くありましたが、その壁を乗り越え、完成したときに得られる達成感は大きく、自身の成長につながりました。この経験を生かして、より高いレベルを身に付けたいと思うようになり、松山大学の情報学部に進学し、高校で身に付けた技術を生かして学びを深めています。

 「ものづくり」とは、製品の価値だけでなく、工夫や努力を重ねながら形にしていく過程そのものにも大きな意味があると私は考えています。自身の好奇心を大切にして様々な活動に取り組むことで、新しい発見や学びがあり、その積み重ねが未来につながると思います。

伊予高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

愛知県立芸術大学 音楽学部 音楽科 器楽専攻 弦楽器コース 新川 怜央

 私は高校在学中、演奏技術やアンサンブル力の向上を目的とした「音楽表現探究」の29伊予高校・愛知県立芸術大学・新川怜央課題解決学習に取り組みました。授業では特に個人練習に力を入れ、ソロコンクールにも挑戦しました。その成果として、全国大会で金賞をいただくことができたのは、大きな自信につながりました。

 また校外では「松前町の第九演奏会」に出演し、プロとして活動されている方々と出会いました。アドバイスをいただいたり、先生を紹介していただいたりしたことをきっかけに、県外へ継続的にレッスンに通い、進路選択につなげることができました。

 これらの経験を通じて、私は粘り強く努力を重ねること、人とのつながりを大切にすることを学びました。現在は愛知県立芸術大学音楽学部で学びながら、「自分から行動すること」と「粘り強く努力すること」を意識して、幅広い音楽活動に挑戦しています。将来は、音楽を通じて人と人をつなぎ、感動を共有できる演奏家を目指しています。

大洲高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

愛媛大学 医学部 医学科 寺岡 歌音

 私は高校2年生の時、「えひめサイエンスリーダースキルアッププログラム」で、30-1大洲高校・愛媛大学・寺岡歌音「和算文化を通じて数学の苦手意識を払拭して面白さを伝える」というテーマのもと和算の研究を行いました。和算とは、江戸時代の数学のことで、主に図形問題を扱います。江戸時代には和算の問題を解けた際に、その問題と解説を書いた算額というものを神社に奉納する文化がありました。私たちはその文化にならって、今の時代の人が見て、数学に興味を持ってくれるような現代風の算額を作り神社に奉納しました。この活動は自身の成長に大きくつながりました。具体的には、和算の問題を解き、算額をつくることで論理的思考能力を高め、グループの人と積極的に意見交換をして一つのものを作り上げることでコミュニケーション能力を高めることができました。この力は将来医師として働く際に非常に役に立つと思います。ぜひみなさんも課外活動に挑戦してみてください。

野村高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

愛媛大学 社会共創学部 環境デザイン学科 三瀬 由貴

 私は高校2年生の時から、探究活動で野村町の伝統的な産業である養蚕について学び、39野村高卒 愛大社共環境デ 三瀬由貴さん「桑の木広場でシルクの魅力を広めよう」をテーマに活動しました。夏季休業中には処分される繭を活用し、繭クラフトづくりに挑戦しました。また、桑の葉を使った商品開発として「みる桑アイス」を考案し、地元のイベントや高校の文化祭で販売しました。多くの方に喜んでいただき、地域とのつながりを強く感じることができました。さらに、活動の一環として参加した防災に関するワークショップをきっかけに、防災の重要性をより深く学びたいと考えるようになりました。実際に地域の方々の声に触れる中で、西日本豪雨のような悲しい出来事を二度と繰り返してはならない、またこの出来事を後世に伝えていくことが大切であると考えるようになりました。

 これらの探究活動を通じて、課題解決能力や多面的な視点で物事を捉える力、そして積極的に意見を発表する姿勢を身に付けることができたと思います。こうした経験を生かして、大学では防災について専門的に学び、様々なワークショップにも積極的に参加しながら、地域の安全と命を守ることに貢献したいと考えています。 

北宇和高等学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

松山東雲女子大学 人文学部 心理子ども学科 地域イノベーション専攻 藤本 紗希

 私は「総合的な探究の時間」に、地域活性化及び地域交流を目標に、鬼北町で増加しつつ43北宇和 藤本紗希ある空き家を活用した企画考案に参加しました。主に私が携わった活動は現場(空き家)の下見・活用方法の考案です。活用方法の考案では多くの意見を出し、その中から『高校生である私たちにできる範囲かつ北宇和高校と地域の方が交流できる内容にする』を第一の目標にして話し合いました。この活動を通して北宇和高校ならではの空き家の活かし方を学ぶことができました。

 私の進路の決定打となったのは、この活動を通して「地元に貢献したい」という思いを強く感じたことです。松山東雲女子大学では1年生の時期に大洲学外研修があります。大洲市では空き家を利用した地域活性化の成功事例を見ることができます。空き家を活用した活動を一度体験したことを思い出しながら、大洲市の取組を「目」で、お店を営んでいる方の言葉を「耳」で感じてきました。実際に大洲市内では空き家だからこその昔の日本を思わせる雰囲気があり、私たちが取り組んできたものとはまた違った雰囲気を生み出していました。このように地域によっても空き家の使い方に差があることを、総合的な探究の時間で体験したからこそ感じられると思っています。

 これから様々な体験をする場面があると思いますが、自分の関心のあるものに積極的に取り組むことが、今後の自分の新たな気付きにつながるのだと思います。

松山西中等教育学校

卒業生からのメッセージ(R6年度)

神戸大学 国際人間科学部 環境共生学科  岡井 優真 

 私は後期5年生の「総合的な探究の時間」で、「松山市を「持続可能な観光地」へ」とい46-1松西中等うテーマのもと、探究活動を行いました。もともと「観光」や「環境」の分野に興味があったため、これらを融合したテーマ設定にしました。大洲市にある、歴史的な建物を再利用した分散型ホテルについて調べ、空き家が増加している松山市で似たような取組を行っていくにはどうすればよいかを考えました。この活動を通して、地域にもともとあるものを活用して観光地の開発を行うことで、環境問題の解決につながったり、地域の趣ある雰囲気を保つことができたりと、良いことばかりだということを知り、こういった取組を全国各地に広げていきたいと思いました。そして、この思いが、現在の進路につながっています。皆さんの好きなものや興味のあるものが将来につながることもあるので、そういったものをたくさん見つけてみてください。皆さんの学校生活が充実したものとなるよう、応援しています。