愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
タイトル
生徒端末で使用する顕微鏡アタッチメントとImageJ活用
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
愛媛県立今治西高等学校
教科等
理科
ICT活用実践概要
原形質流動の実験の際、自作した顕微鏡アタッチメントを生徒端末に装着し観察・撮影を行いました。その後、生徒各々がImageJを用いて、タイムラプス画像から原形質流動の速度を計測しました。生徒が観察した計測データを共有することで、多くの種の比較を行うことができたため、生物の進化を絡めた議論ができていました。今後の課題は、ImageJの操作に慣れるまでに時間がかかったため、顕微鏡観察のたびにImageJを使用するなど工夫して、使用頻度を上げる必要があると感じました。
※以下のURLに自作した3Dデータ(STLファイル)がありますので、ご自由にダウンロードしていただき、お持ちの3Dプリンターに対応したスライサーソフトで3Dプリントデータを作成していただけたらと思います。
https://drive.google.com/file/d/1LUhIfSeVJrV-GsArO14FMC_By-sVEDu2/view?usp=share_link
私はICTをこう使った
・生徒端末と顕微鏡を取り付けるアタッチメントを3DCADで設計、3Dプリンターで作製し、それを用いて原形質流動の様子を顕微鏡で観察・撮影しました。
・撮影したタイムラプス画像から原形質流動の速度をImageJで測定し、速度データを生徒間で共有し考察させました。