愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)

タイトル
生徒端末に接続して用いるデータロガー活用
校種
高等学校・中等教育学校
学校名
愛媛県立今治西高等学校
教科等
理科
ICT活用実践概要

 自律神経と心拍数の関係性を確認する際、生徒端末と接続したデータロガー「DrDAQ」と自作したパルスオキシメーターを用いて、脈拍の可視化を試みました。心拍の変動が可視化できているので現象の理解ができた生徒が多かったです。考察時には、日頃から強度の高い運動している生徒とあまり運動していない生徒のデータを比較して安静時心拍数の違いや最大心拍数の違いについて議論している生徒も見られました。課題は、作成したパルスオキシメーターのセンサーが非常に敏感で、計測するのにコツがいるため、計測できるようになるまで時間がかかったことです。今後は、計測しやすいよう設計しなおしたいと考えています。

  

※本研究のデータロガー活用は、公益財団法人中谷医工計測技術振興財団科学教育振興【プログラム】助成「生徒1人1台端末とデータロガーを活用した理科教育の実践」の助成を受けたものです。

私はICTをこう使った

・生徒端末とデータロガーを接続し、自作したパルスオキシメーターを用いて、心拍変動を測定しグラフ化し生徒間で共有・考察させました。