愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
地歴公民科の井上亜弓教諭による「世界史B」の授業が行われました。
導入では、「えひめICT学習支援システム(EILS(エイリス))」を活用した復習を行いました。正答率をもとに解説を行う中で、生徒が主体的に取り組む様子が見られました。
展開では、ラテンアメリカの独立やアメリカ合衆国の領土の拡大について学習しました。現在にみられるシモンボリバルの功績を映像や音楽をもとに紹介したり、白地図を用いて領土の拡大を書き込んだりするなど、視覚的に「知識・理解」を高めるための工夫がなされていました。生徒の主体的な学習が見られました。
「えひめICT学習支援システム(EILS(エイリス))」を復習に活用する。
現在に残る独立運動を担った人々の功績を映像とともに紹介する。
白地図に書き込む作業を通して、領土の拡大を理解させる。
日本語指導が必要な生徒とのコミュニケーションために、毎時間の授業や学校生活の様々な場面でGoogle翻訳アプリを活用しています。
先生の声を音声認識で翻訳したり、班活動では、班の仲間が直接入力して翻訳したりして、コミュニケーションを取っています。
道徳科の授業の中で、Jamboardを活用し、意見の共有や議論を行いました。
Jamboardに自分の考えを入力して付箋を貼って可視化し、その後、班活動でそれぞれの意見を発表、意見に対する議論という流れで授業を進めました。
常任委員会に1人1台端末を持参し、Jamboardを活用して、委員会活動の反省、目標に対する仕事内容、全校生徒への周知事項などを共有しました。
JamboardやClassroomを活用して全校や学級で共有しやすいように工夫しました。
8月2日(水)教職員対象にICT研修を実施しました。
今回はシンプルエデュケーションの採点支援システムについて勉強しました。
オンラインで研修を行いました。
ICT活用し今後の仕事能率が向上するように研修になりました。
令和5年度ICT活用高等学校授業改善推進事業第1回公開授業が行われました。英語コミュニケーションの授業で、Teamsを用いてリスニングの学習をしました。ワークシートはすべてTeamsのClassNotebookで配付し、ヒントを段階的に与えながらリスニングによる内容理解に挑戦しました。生徒は何度も音声を聞き、英語での問いに答えました。リスニングを複数回繰り返した後は、教科書を開いてリーディングに切り替えることで、普段よりも熱心に英文を読み込もうとする姿勢が見られました。
最初のリスニングでは、聞こえた単語をFormsで送り、ワードクラウドを用いて、複数の生徒が聞き取れている単語を可視化しました。生徒にはワークシートをTeamsのClassNotebookで共有することで、ヒントを小出しにしやすくなり、生徒の進捗状況を教員の端末で確認することができました。また、復習に活用するためにMicrosoft365のイマーシブリーダーの機能について説明し、英文の読み上げスピードを調整しながらもう一度聞くことができるようにしました。
令和5年度ICT活用高等学校授業改善推進事業第1回公開授業が行われました。数学科の吉村新平教諭による「数学Ⅰ」の授業と、地歴公民科の越智優教諭による「日本史B」の授業が行われ、愛媛県下からたくさんの先生がお越しくださいました。数学Ⅰの授業では、難易度の高い問題も含まれており、生徒たちは頭を抱えつつも、一人一台端末をうまく活用して楽しそうに協働的な学びが行えていたのが印象的でした。日本史Bの授業ではFormsやExcelを活用して生徒が主体的に取り組む様子が見られました。 |
2年生(人文社会類型)の生徒が、「公共」の授業で「終末期医療の是非」について考えました。「日本は今後尊厳死や安楽死に関する法律を制定すべきである、是か非か」の論題を掲げ、肯定派・否定派に分かれて議論を行い、幸福・正義・公正の視点から自己の結論をロイロノートにまとめる活動を行いました。議論は活発に行う様子が確認され、結論も議論を踏まえた上で、深い考察ができている生徒も多かったです。最後にFormsを用いた観点別評価を行いました。テーマの内容が難しいものでしたが、答えのない問いに一生懸命考えることができた授業でした。
・ロイロノートのカードの色分けを行い、意見の集約を行った。
・評価の観点を新居浜西10GOALSに基づいて作成し、Formsで観点別評価を行った。
6月20日(火)、ICT活用授業改善推進を目的とした3年生「物理」の公開授業が行われ、他校の先生方にも参観していただきました。
導体紙上の電位を測定し、Excelを用いてグラフを作成することで、電場の様子を可視化させ、電場と電位に対する理解を深める学習を行いました。2班毎に異なる電極の形で実験させて、ロイロノートで結果を共有することで、様々なパターンの等電位面の様子を理解することができました。生徒の感想には、「可視化することで、電気をすごく身近に感じることができた」、「電気力線と等電位面の書き方がよく分かった」というものが見られ、一定の成果が挙げられたのではと感じました。
・細かな実験方法はロイロノートの画面共有で説明した後、カードを全員に配り、いつでも見返すことができるようにしました。
・データはTeams上にExcelファイルをあらかじめ作成しておき、各班のシートに打ち込むようにしました。
・完成したグラフに電気力線を書き込み共有するために、「切り取り&スケッチ」でグラフを切り取り、ロイロノートに取り込んでから提出箱に提出させました。
・自己評価と感想をFormsで入力させました。
3年理数科の生徒が、SSHの学校設定科目「RS探究Ⅱ」の授業で「サイエンス・ディベート」を行いました。
科学的論題をもとに、賛成派と反対派の2教室に分かれて英語で議論を行いました。
愛媛大学から留学生9名が来校し、生徒と共に活動していただきました。留学生の方からは、英語による討論の技術面だけではなく、論題に関する科学的知見も披露していただきました。今後も来校していただきますが、生徒には刺激を与えていただいています。
・クラスを2つに分け、「賛成派」「反対派」の教室を分けて討論させました。