2024年8月22日 14時30分
[西条農業高校]
8月21日に東予地方局森林林業課の案内で西条市内の林業の現場を視察しました。
午前中は、いしづち森林組合が伐採されている原木生産現場を見学させていただきました。チェンソーで素早くヒノキを伐倒していく職人技を拝見した後、プロセッサという玉切りと枝打ちと集積を1台でできる機械を見せていただき、代表者が操縦体験もさせていただきました。
午後は株式会社サイプレス・スナダヤの工場を見学しました。ヒノキの集成材生産量日本一を支える、ドイツやイタリア、スロベニアの最新で国内最大級の機械や、CLTという集成材をつくる工程を見せていただき、林業の魅力について熱く語っていただきました。
環境工学科は2年生から環境科学コースと農業土木コースに分かれます。林業は環境科学コースで学ぶ事になり、実習ではチェンソーによる伐倒も行います。1年生にとってはコース選択とその先の就職に向けての良い判断材料になったと思います。
2024年8月22日 14時06分
[南宇和高校]
8月22日(木)、農業科の生徒が愛南警察署の3名の方と一緒に日々草の鉢上げ実習を行いました。本校では毎年、秋の交通安全運動に合わせてドライバーに安全運転を呼び掛ける交通茶屋に参加しています。今年は9月30日に愛南警察署、交通安全協会と合同で実施します。この日は2年生の草花専攻生5名が鉢上げの手順を説明した後、署員の方と一緒に200鉢の鉢上げを行いました。これから約一か月の間、大切に育てます。
2024年8月22日 14時01分
[南宇和高校]
魅Can部・地域振興研究部7月14日(日)、愛南町魅力発信フェアが久万高原町の道の駅天空の郷さんさんで行われました。水産課によるかつおのたたきの販売の他、農業支援センターによる愛南ゴールドの生絞りジュースの販売やみしょうMICの出店などがあり、本校からも地域振興研究部が愛南ゴールドジュースとマーマレード、イチゴジャムを販売しました。あいにくの雨模様でしたが、多くの方々と交流することができました。
8月10日(土)田野公民館(西条市丹原町北田野)の夏祭りにおいて、防災ベンチの使い方を実演しました。当館には、本校生徒が製作したベンチが寄贈されており、普段はベンチとして使用していただいていました。今回は、非常時に防災かまどとして適切な使用のための実演をさせていただきました。地域の多くの方に「かまど」としての機能の認知度が高まったと思います。
今年度、「防災」についての共同学習を実施している丹原高校の生徒さんにも協力していただきました。この日調理された野菜は、丹原高校の農園で収穫されたもので、異なる学びが複数組み合わされる機会にもなりました。
2024年8月20日 12時34分
[西条農業高校]
8月20日(火)、地元、「和風菜館季の屋西条店」様を会場に、今年度3回目となる「高校生レストラン」が開催されました。
本企画は、生活デザイン科の生徒・教職員が、地元、西条に思いをはせながら取り組んでいるもので、食農科学科と環境工学科の2学科の全面的な協力のもと、実施されています。
これまでの2回は、環境問題や地元食材を活用しつつ、会場・価格設定、お店の雰囲気を考えながら、それぞれ見事なお膳を完成させましたが、今回の“お題”はスイーツセット。
生活デザイン科の生徒の皆さんは、夏休み返上で試行錯誤を繰り返し、見事に西農産の野菜や果物を使った3種類のスイーツセットを完成し、お客様をおもてなし。
・Aセット:ぶどう大福、すいかゼリー、なすのパウンドケーキ
・Bセット:ずんだもち、ブルーベリームース、ストロベリーシュークリーム
・Cセット:トマトゼリー、かぼちゃクッキー、シャインマスカットのチーズケーキ
お互いの学科が連携し、支え合うことで、相乗効果を生み出したのは、間違いありません。
「高校生レストラン」は、それまでの準備こそが大切であると、私たちは考えています。普段の家庭科の科目で培われた知識・技術を生かした明確な目標設定。より良いものにしようと自ら考え、試行錯誤から生まれる改善策。非日常の中でしか味わうことができないやりがいと達成感。さらには実施後の反省・課題等の振り返り。一連の流れが、良好なスパイラル効果を生んでいることに、家庭科の面白さと底力を見た思いがします。
「和風菜館季の屋西条店」様におかれましては、高校生に対し、快く、このような機会を与えていただきましたことに、心からお礼申し上げます。
本年度は、あと1回、実施される予定です。
2024年8月16日 14時10分
[宇和島東高校]
8月6日(火)~8日(木)神戸国際展示場において、令和6年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が行われました。理数科普通科の3年生3名が、「固有種トキワバイカツツジの保全に関する基礎研究 ~挿し木を用いて光環境への適応戦略を探る~」というタイトルで、宇和島市津島町に自生する固有種トキワバイカツツジ(稚樹)の生育環境について分析・考察した結果をポスター発表しました。たくさんの聴衆に発表を聴いていただいたり、全国のSSH校の発表を聴くことができたり、とても良い経験になりました。
丹原町の商店街で以前行われていた「丹原七夕夏まつり」を、丹原高校生と周桑商工会青年部が協働し「丹原七夕夜市」として復活させました。今年で4年目、8月8日(木)丹原小学校を会場に盛大に行いました。丹原高校生も実行委員として参加し、企画から準備、運営に携わり、200名の生徒がボランティアとして参加しました。七夕飾り、11店舗の屋台、サマーコンサート、ボルタリング体験など丹原高校生がアイデアを出し、担当しました。今年は、西条農業高校と小松高校からも参加していただけました。みんなで創る地域イベントは、高校生と地域との協働的な活動であり、地域の伝統をつなぐと共に、新しい時間を創造できることに魅力を感じています。丹原高校の「おもしろい」・「たのしい」から生まれる「やってみたい」が、地域のイベントにも広がってきていると実感しました。これからも、「丹原高校×地域×○○」で、地域を盛り上げていきます。
小松地域未来塾実行委員会より要請があり、小松中学校の生徒さんや地域の方を対象に実習・講義を行いました。
小松町では、江戸時代、小松藩一万石藩主の一柳公がこよなく椿を愛され、以降、椿文化が子々孫々と受け継がれてきました。1985年には、町花に「椿」を制定し、町内の至る所で大切に育てられています。また、近藤篤山先生の名前からつけられた白い気品溢れる「篤山椿」も地域を代表する椿です。
ライフデザイン科では、椿文化を広めるために様々な取り組みを行っています。その中の一つに水引細工でつくる「椿」があります。今回は、水引でつくる「椿」を箸袋に飾りつけ、手作りのお祝い箸袋を作りました。
参加した中学生から、「最初は難しかったけど、自分で椿を作ることができた。楽しかった」と言ってもらえて、元気をもらいました。
今後も地域とのかかわりを大切にしながら、小松高校での取り組みを発信していきたいと思います。