2025年7月7日 10時55分
[北宇和高校三間分校]
先日、予土線にて、伊予灘ものがたり特別運行が実施されました。三間地域を盛り上げる協力隊として、全校生徒がお手振り(2年生がお出迎え、3年生がお見送り)を行いました。
私たちが普段乗っている予土線とは一味も二味も違う、高級感漂う車両に圧倒されながら乗車している方と交流ができました。中には、「私も乗りたい‼︎」という生徒も!
今回は稲わらアートも駅ホームに出没し、乗客のみなさまをお迎えしました。暑かったけれど、乗客や地域の方々とも笑顔の交流ができて、とても楽しい時間でしたね!




また、このお手振りの前後で三間町内のお寺での人権学習フィールドワークを行いました。
私たちの三間町にも、人権を守るために立ち上がった先人たちがいました。江戸時代、宮野下の三島神社の神主である土居式部(どいしきぶ)や、町の職人、樽屋与兵衛(たるやよへい)です。大飢饉で苦しむ百姓たちを見かねて、吉田藩に訴えましたが、藩は耳を貸そうとはしません。
そこで、土居式部たちは、宇和島藩(吉田藩の本家)の殿様へ「百姓が人間らしく生活できるよう」訴えることにしました。そのための「仲間作り」「正しい知識と情報収集」を行い、一揆を準備しました。当時、一揆を企てることは命がけでした。
しかし、1787年(天明7年)、一揆の実行直前にその計画は吉田藩の知るところとなり、土居式部や樽屋与兵衛は捕らえられ、獄死しました。
けれども、二人の願いや命を守り抜こうとするエネルギーは消えず、後に「武左衛門一揆」へとつながっていきました。
この日は、二人のお墓がある白業寺(びゃくごうじ)を訪れ、フィールドワークを実施。三間を守ってくださった先人たちに対し、感謝の気持ちを捧げるとともに、「声を上げる勇気」「仲間とともに行動する力」「正しい知識を集める意義」を改めて学びました。今後はこれらを胸に刻み、三間の貴重な歴史を次世代へと伝えていきます。
皆さんも、三間米やMIMAライスバーガーを召し上がるとき、戦国時代に三間を守り抜いた武将の土居清良(どいきよよし)と、その重臣で農業政策に関わった松浦宗案(まつうらそうあん)。江戸時代、三間盆地の水瓶である中山池を造った太宰遊淵(だざいゆうえん)そして、土居式部と樽屋与兵衛のことを思い出してください。


2025年7月3日 13時26分
[大洲農業高校]
7月2日、一学期末考査も終わり、午後から農業研修生県内研修を行いました。
研修で訪れたのは大洲市長浜町のカンキツ園、玉川博将さんと津田俊太朗さんの農園です。お二人は地元の耕作放棄園地を再生しカンキツや野菜を栽培されています。

お二人からはマルシェのオープンやジュースなどの加工品についての話、農業の楽しさを語っていただきました。

研修の最後は、昨年収穫した、カンキツを搾って作られたジュースをいただきました。とてもおいしくいただきました。

2025年7月1日 05時00分
[西条農業高校]
2025年7月1日 05時00分
[北宇和高校三間分校]
農林水産省より依頼を受け、今月6月9日~6月13日、農林水産省内(東京都)の「消費者の部屋」にて、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第11回選定地区特別展示に北宇和高校三間分校の地域情報ビジネス部の取組が紹介されました。
今回は、その様子をお知らせします。


なお、農林水産省の担当者より、
「配布用に頂いたパンフレット等の売れ行きも良かったです。また、修学旅行・校外学習の一環で中高生が農水省へ来ておりディスカバー選定地区を紹介する機会もありました。多くの方に見てもらえたのではと思っています。」
とのコメントをいただいております。
これからも地方の頑張りを全国に発信していきます。

岡山理科大学の教授に来校していただき、野村高校の牛の採卵を行いました。思うような結果とはなりませんでしたが、獣医師にしかできない処理を間近で観察することができ、貴重な経験となりました。採卵と受精卵移植は、効率的な酪農経営をしていく上で重要な技術になります。このような学びを将来に生かすことができるよう、頑張っていきます。


2025年6月27日 09時09分
[宇和島南中等教育学校]
先日、宇和島市役所にてライフキャリアデザイントーク×牛鬼会議ワークショップが開催されました。
「災害支援ボランティアを通じた生き方」に触れるトークイベントで、実際に能登で支援ボランティアを行った本校の生徒を含む、宇和島市の高校生たちが企画運営をしました。
当日は、能登での災害支援活動報告やグループごとの意見交換が行われました。本校の生徒も、支援活動についての報告を行ったり、参加者との交流を通して積極的に意見を発表しました。


昨年度からスタートした「わくわくモーモースクール」、今年度も第1回を先日実施しました。60名近い子どもたちを相手にするのは初めての経験でした。搾乳体験チーム、牛のお世話チーム、動物ふれあいチームに分かれ、30分ずつでローテーションしながら行いました。
元気いっぱいで興味津々の年中から小学校3年生までの子どもたちに圧倒されながらも、畜産科や動物ふれあい部で学んだことを発揮して楽しい時間となりました。




2025年6月19日 11時27分
[南宇和高校]
8月4日(月)10時から開催される、「あいなん未来議会2025」に参加する高校生議員が決まりました。
3年:杉本、黒田、赤﨑、中尾、宮﨑、山岡、2年:濵田、西田、1年:猪野、岡﨑 の10名です。

本議会の目的は、主権者教育の観点から、未来の愛南町を担う子どもたちが、町議会の仕組みなどを実体験を通して学び、町政に対する理解と関心を深めるとともに、子どもたちの提言を町政に反映することとされています。放課後に、愛南町役場企画財政課の方々から、「愛南町総合計画」の進行状況などについての説明会がありました。

今回参加する議員は、生徒会、防災地理部、地域振興研究部などに所属している生徒です。これまでの自身の見聞や経験を生かし、高校生視点で町の未来をより良いものにしていきたいという熱意であふれています。また、本会議への参加に際して、これまで生徒会や防災地理部でお世話になった、愛媛大学防災情報研究センターの新宮先生や東京大学防災地理部の皆様、愛南町役場の皆様、生徒会魅力化計画を支援してくださっている方々など、あらゆる方面からの厚い支援があります。人とのつながり、ご縁の大切さをしみじみと感じている今日この頃です。