令和7年度 魅力化の取組

千町の石垣修復講習会(環境工学科2年)

2025年2月12日 14時46分 [西条農業高校]

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2月12日(水)、西条市千町にお住いの山内隆彦氏を講師にお迎えし、環境工学科2年生に対し、石垣修復の講習会が行われました。

本企画は、学科の特色を生かし、地域との連携を図りながら、千町棚田の石垣修復の知識と技術を学ぶことで、①千町棚田の景観を守ること。②農業基盤整備を目的に行われたものです。

何百年と守られてきた千町の棚田。

傾斜地に棚田が作れるのは、石積みがあるからです。しかし、残念ながら、いたるところでその石積が崩れかけているのが現状です。そこで立ち上がったのが本校、環境工学科の2年生。環境工学科では、以前から授業や放課後、休日を利用し、環境問題や千町棚田での活動を行ってきました。

高齢化・過疎化が進む中、石積みの技術を知る人が減り、修復もままならなくなっていることに生徒たちは寂しさを感じていました。この日は、講師の先生から、①石の顔を見極める。②石の中から、その場所にあった石を選び方向を考える。③石と石をかみ合わせる。④下の2つの石にかかるように上の石を積む。⑤表面に大きめの石を置いて、奥に小さめの石を入れる。など、基本的な石の積み方を教えていただきました。

今後は、今回教えていただきました内容を生かし、科目「土木施工」の授業を使い、自分たちの手で、実際に石垣の修復を行っていきます。

完成した時の達成感は、何ものにも代えがたいものになることでしょう。

「えひめ愛ある食の市」にて、「ごまちゃん」初お披露目!!

2025年2月8日 18時17分 [西条農業高校]

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月8日(土)、「えひめ愛ある食の市」が大街道にて開催されました。この催しは、愛媛県(えひめ愛フード推進機構)が主催して行われたものであり、昨年度は、約5万人が来場された県内最大級の食のイベントとなっています。

この日、会場の一角「スイーツプロジェクト」ブースでは、本校生活デザイン科の生徒の皆さんが開発した、「ごまちゃん」のお披露目が行われました。

この作品は、過日行われました「えひめスイーツコンテスト」にて愛媛新聞社賞を受賞したものであり、今回が校内外で初めてのお披露目となりました。

「ごまちゃん」は、ぱっと見、ごま団子に見えますが、食べてみると、お団子の生地が中心に来ており、それを包み込むあんこがリング状になっています。また、外部は、ごまがまんべんなくかかっている商品となっているのが特徴です。

この日は、生活デザイン科2年生の女子生徒3名が、普段、実習で着用しているコックコートを着用し、寒い中ではありましたが、試食・販売、アンケート調査等を積極的にこなしてくれました。

販売にあたっては、3種類のあんこ製造(小豆こしあん、抹茶、カボチャ)から求肥の製造、そして、製品づくりに至るすべての工程において、生活デザイン科2年生さらには、教職員の全面協力があってこそ、これだけの販売数を準備することができました。

また、「販売するのであれば、パネルが必要でしょ。こちらで作りましょうか?」と、忙しい中、労をいとわず動いていただいた、本校教職員間の助け合いの心に、本当に感謝せずにはいられません。

今回のお披露目会が無事、成功した裏には、生活デザイン科が一丸となって進む姿、さらには、本校教職員の学科間連携が存在していたことを、私たちは、忘れてはならないように感じてなりません。

1年生理数科・普通科関東STREAM研修

2025年2月3日 14時16分 [宇和島東高校]

1年生理数科・普通科生希望者による関東STREAM研修が行われました。
1日目は、住友化学先端材料開発研究所を訪問し、先端材料開発における苦労や意義について御講話いただき、研究員の方との座談会、施設見学を行いました。研究の面白さや大切さ、作るだけでなく検証を行い、分析・評価を行うことで、さらに良いものを作り上げていくプロセスについて学び、大変勉強になりました。
夜は宿舎で大学在学中の本校卒業生の方たちと懇談会を行いました。
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2日目は、本校卒業生である、Open AI Japan の宇都宮様から生成AIについての御講義とワークショップを、東京大学の横山様からニュートリノについての御講義をしていただきました。横山様の講義はオンラインで学校の理・普科生徒も視聴しました。東京大学では同じく本校卒業生の栗山様との座談会も行いました。それぞれ現在取り組まれている研究、今後のことなどについての質問に答えていただきました。夜は宿舎で社会人として働く本校卒業生の方たちと懇談会を行いました。
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3日目は、日本科学未来館で展示や体験型のブースにて研修を行いました。
たくさんのお話をいただき、触れ合いの中で多くのものを感じさせていただきました。この感動を今後の生活に生かし、より良い進路実現、キャリア形成に繋げていきたいと思います。
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第9回地域教育実践南予ブロック大会【三間分校】

2025年2月3日 11時21分 [北宇和高校三間分校]

2月2日(日) 地域教育実践南予ブロック集会が松野町役場で行われました。またまた地域情報ビジネス部が参加しました。今回は、「みま米を使った商品開発と販売について」「JR予土線を盛り上げる取組について」の2テーマを事例発表させていただきました。その後の意見交換では、励ましの言葉や、御助言をいただき、今後の活動に役立てていきたいと思います。

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フラワー装飾に挑戦

2025年1月29日 18時13分 [西条農業高校]

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128日(火)、生活デザイン科2年生26名が、農業の授業を使いフラワー装飾を体験しました。

フラワー装飾とは、①花束及びリボン②アレンジメント③コサージ等の製作作業の総称を言います。

1日目となるこの日は、外部指導者(フラワー装飾技能士 白川みゆき先生)から花束及びリボンの製作について教えていただきました。

生活デザイン科では、園芸科目や調理、被服(和裁・洋裁)、保育・福祉に関することだけではなく、このような内容も学ぶことができます。

同じ花材を使っても、個々に表現したいものが異なるため、最終的には周囲の生徒と全く異なった出来栄えの作品に仕上がるところが実に面白い。

今回のタイトルは、「フラワー装飾に親しむ」。細かなルールは伝えず、まずは“面白さ”を感じてもらうことを優先しました。

2日目となる明日は、バスケットアレンジメントとコサージに挑戦します。

このような体験を繰り返すことで、興味・関心がわき、フラワー装飾の資格取得に挑戦したり、競技会への参加に向け一歩踏み出す生徒が出てくることでしょう。

大町幼稚園との交流学習(凧揚げ編)

2025年1月29日 18時09分 [西条農業高校]

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1月29日(水)、地元、大町幼稚園の皆さんと、本校、環境工学科1年生が凧揚げでの交流学習を行いました。

この交流会は、「地域を担う心豊かな高校生育成事業」の一環として行われたものです。この事業は、大町幼稚園生と交流することにより、他人を思いやる心や勤労観・職業観を養い、心豊かな人間性と社会性を育むことを目的としたものです。

寒い中ではありましたが、天気も良く風も適度に吹いてくれていたため、園児の皆さんの気持ちがたっぷり入った手作りの凧は、高校生の皆さんの力を借りて、大空高く舞い上がっていました。

本校では、せっかく近くにある幼稚園、さらには、農業を学ぶ学科の良さを生かし、以前から積極的にあらゆる場面で交流学習を行っているところです。

皆さん、幼稚園児を思いやりながら、いい顔をして凧揚げしてくれていたのが印象的でした。

生活デザイン科、校内で「高校生レストラン」の試食会を行いました

2025年1月25日 09時18分 [西条農業高校]

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1月24日(金)、校内の先生方を対象に、生活デザイン科の生徒の皆さんによる「高校生レストラン」の大試食会が行われました。

今回の企画は、今年度5回目となる来月13日、地元の「和風菜館 季の屋西条店」さんを会場に行われる「高校生レストラン」に向けての最終調整を兼ねています。

本企画は、他学科(食農科学科、環境工学科)との連携のもと、生活デザイン科の生徒の皆さんが家庭科教員の指導を受けながら、地域の方々に普段の学習の成果を還元したいとの思いから、取り組んでいる一大プロジェクトです。

この日、私も試食させていただきましたが、地元、西条の野菜をふんだんに使った上品な味付け、春を待ちわびるような季節感、細部にわたり考え抜かれた料理には、ただただ、感心させられることばかりでした。

生徒の皆さんや先生方、それぞれの作り手の気持ちがしっかり伝わってくる、見事なお膳を提供いただき、ありがとうございました。

竹を使って飯ごう炊飯をしよう

2025年1月23日 16時46分 [西条農業高校]

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23日(木)、3~6限目までの授業を使い、地元、加茂公民館にて、生活デザイン科1年生30名に対し、今年度5回目となる環境・防災学習会が行われました。

 本学習会は、千町棚田の環境(放置竹林問題)について考えるとともに、竹の有効活用や防災について考えることを目的として行われたものです。

 快晴に恵まれたこの日、飯ごう炊飯の経験がほとんどない生徒たちばかりでしたが、だからこそ、いつ発生するかわからない防災について考える良い機会となったのではないでしょうか。生徒の不安感を払しょくし、次第に興味・関心へとうまく持っていくところは、さすが経験豊富な教員ならではのワザ。

 今回、指導者役を務めていただいた本校の成髙先生からは、ゆっくり丁寧に説明いただきましたが、見るのと、いざやってみるのとでは勝手が異なります。でも、うまくいかないからこそ、年頃の高校生には、ある意味、楽しい時間なのかもしれません。

 そのような中、飯ごう用竹の切断かまど作り炊飯準備炊飯カレー作りなど、戸惑いながらも、級友と力を合わせることで、当初の予定を全て終えることができました。今回の学習会により、さらに、クラスの絆も深められたのではないでしょうか。

また、この会の終わりには、環境クイズも行われるなど、最後まで、環境問題を考えるとともに、自分でできることを改めて考えさせられる、有意義な時間となりました。

普段経験できない、竹飯ごうで炊いたお米の味は、さぞかしおいしく感じたことでしょう。

【野村】桑の木とパンジーを植えました。

2025年1月22日 12時15分 [野村高校]

野村高校「菜園共創プロジェクト」班です。総合的な探究の時間に「どすこいパーク」内の菜園で桑の木とパンジーを植えました。

秋にはきれいなコスモスが花を咲かせていた菜園ですが、今回は桑とパンジーです。シルク博物館の方々の御協力のもと、昨年6月に桑の木の枝を畑に挿し木していましたが、立派な苗木に成長し、今回20本ほど菜園に移植しました。 また野村高校畜産科の協力を得て、野村高校で育てていたパンジーの苗も、菜園に300株近く植えました。

菜園共創プロジェクトは、植物の成長を通じて地域とのつながりを深め、希望と活力を育む場所となることを目指しています。桑の木の葉が生い茂り、パンジーが咲いて菜園が明るくなるのが待ち遠しいです。これからも復興のシンボルとして、桑の木とパンジーを大切に育てていきます!

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