2024年8月16日 14時10分
[宇和島東高校]
8月6日(火)~8日(木)神戸国際展示場において、令和6年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が行われました。理数科普通科の3年生3名が、「固有種トキワバイカツツジの保全に関する基礎研究 ~挿し木を用いて光環境への適応戦略を探る~」というタイトルで、宇和島市津島町に自生する固有種トキワバイカツツジ(稚樹)の生育環境について分析・考察した結果をポスター発表しました。たくさんの聴衆に発表を聴いていただいたり、全国のSSH校の発表を聴くことができたり、とても良い経験になりました。

丹原町の商店街で以前行われていた「丹原七夕夏まつり」を、丹原高校生と周桑商工会青年部が協働し「丹原七夕夜市」として復活させました。今年で4年目、8月8日(木)丹原小学校を会場に盛大に行いました。丹原高校生も実行委員として参加し、企画から準備、運営に携わり、200名の生徒がボランティアとして参加しました。七夕飾り、11店舗の屋台、サマーコンサート、ボルタリング体験など丹原高校生がアイデアを出し、担当しました。今年は、西条農業高校と小松高校からも参加していただけました。みんなで創る地域イベントは、高校生と地域との協働的な活動であり、地域の伝統をつなぐと共に、新しい時間を創造できることに魅力を感じています。丹原高校の「おもしろい」・「たのしい」から生まれる「やってみたい」が、地域のイベントにも広がってきていると実感しました。これからも、「丹原高校×地域×○○」で、地域を盛り上げていきます。

小松地域未来塾実行委員会より要請があり、小松中学校の生徒さんや地域の方を対象に実習・講義を行いました。
小松町では、江戸時代、小松藩一万石藩主の一柳公がこよなく椿を愛され、以降、椿文化が子々孫々と受け継がれてきました。1985年には、町花に「椿」を制定し、町内の至る所で大切に育てられています。また、近藤篤山先生の名前からつけられた白い気品溢れる「篤山椿」も地域を代表する椿です。
ライフデザイン科では、椿文化を広めるために様々な取り組みを行っています。その中の一つに水引細工でつくる「椿」があります。今回は、水引でつくる「椿」を箸袋に飾りつけ、手作りのお祝い箸袋を作りました。
参加した中学生から、「最初は難しかったけど、自分で椿を作ることができた。楽しかった」と言ってもらえて、元気をもらいました。
今後も地域とのかかわりを大切にしながら、小松高校での取り組みを発信していきたいと思います。


2024年8月8日 14時06分
[新居浜工業高校]
VYS部です。7/25(木)、ワクリエ新居浜で実施された車いす贈呈式に参加させていただきました。
今回2台の車いすを寄贈し、活用していただけるとのこと。部員もやりがいを感じています。
VYS部は、新居浜市を中心に車いすの寄贈活動をしております。必要な方がいらっしゃいましたら、お気軽に声をおかけください。

令和6年8月3日(土)・4日(日)に新居浜市市民文化センターで開催された「えひめプログラミングサマースクール2024」に、今治北高校から7名の生徒が参加しました。
高校生のプログラミングスキルを高め、愛媛の将来を担うデジタル人材を育成することを目的として実施された同講座では、まず、アプリの制作に必要なプログラミングの知識と技術を学び、次に、各班で掘り起こした課題を解決するアプリの制作を行いました。
アプリの制作には、「Click」というノーコードツールを使用しました。簡単な説明だけでサクサクと作業を進めることができる上、各班にサポートしてくださる方がいらっしゃったので、様々なアイデアを出し合いながら楽しく制作することができました。完成した作品は、「えひめ高校生プログラミングコンテスト」へ出品します。
課題を解決するアプリを実際に制作するという体験を通して、プログラミングに対する興味・関心が高まりました。


8月上旬、本校の3年生が、徳島県で開催された「第31回四国ブロック高等学校家庭クラブ研究発表大会」と神奈川県で開催された「第72回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会」のホームプロジェクトの部で、家族とともに2年間取り組んだ研究の成果を発表しました。四国大会では「優秀賞」を、全国大会では第3位に該当する「神奈川県教育委員会賞」を受賞しました。
全国大会の様子 生徒のコメント「広い会場で、とても緊張しました!!」






四国大会の様子 生徒のコメント「落ち着いて発表ができました。徳島の皆さんのおもてなしも嬉しかったです。」


12月に実施する海外(カナダ)研修の準備会を行いました。
本校の海外研修は、「南宇和高等学校教育振興協議会」様から援助をいただき、校内で選考された生徒を対象に、活力あるまちづくりに寄与できる人材育成のため海外研修をする事業です。(今年度は7名の生徒が、12/18~12/25の8日間、カナダ・バンクーバーにおける研修生に選考されました。)
8月5日(月)は昨年度参加した先輩からカナダでの生活や準備に関するアドバイスをもらいました。
8月7日(水)は愛南町のALTの先生方に来ていただき、英会話の練習を行いました。
有意義な研修になるように、今後も準備を行っていきます。

7月31日~8月2日に岐阜県大野町で全国高等学校総合文化祭弁論部門が開催され、愛媛県の代表として本校の杉本琳香さんが出場しました。
家族からの手紙を通して感じた言葉の大切さ、そして自分自身も愛ある言葉を伝えたいという思いを、7分間の弁論の中で語りました。高校生らしい爽やかで真摯な弁論で、昨年の橋本さんに続き、みごと優秀賞を受賞することができました。
杉本さんは「今近くにいる大切な人と一緒にいられることがどれほどの奇跡であるか知って欲しいと思い弁論しました。原稿作りは大変でしたが、たくさんの先生方や友達、先輩方に聞いていただいたことで、大会本番は自信を持って弁論することができました。このような結果になったのも協力していただいた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。」と話してくれました。

2024年8月7日 11時04分
[宇和島南中等教育学校]
本校の人権委員会の生徒達は、ウクライナとロシアの国花である “ひまわり”を校内で栽培しながら、ウクライナとロシア両国の情勢に関心を持ち続け、両国並びに世界の平和を願う活動を行っています。
今年も、4月下旬に学校の中庭にまいたひまわりの種が7月上旬から咲き始め、今では満開のひまわりが咲いています。

本活動の様子が、愛媛新聞に掲載されました。
(2024年8月3日付愛媛新聞 掲載許可番号 d20240806-02)
8月2日(金)、2年生有志で「えひめ教育資料館」の一般公開に合わせて販売をさせていただいている「石鎚黒茶」の製造体験を行ってきました。
初めに、旧小松町の石根地区にある「醗酵所」で1次醗酵を終えた茶葉を2次醗酵させるための「揉み作業」を見学しました。1次醗酵は摘んだ茶葉を5日ほど寝かせ、2次醗酵は10日程度寝かせるそうです。少し食べさせてもらった2次醗酵した茶葉には強い酸味を感じました。これは乳酸醗酵するからとのことで、キムチに近いものも感じ、健康茶としての需要があるのも頷けました。見学後は場所を平地の「干場」に移動し、乾燥させた2次醗酵した茶葉を取り入れる作業を体験させていただきました。
世界に希少な2段階に醗酵させたお茶の製造を間近に見る貴重な体験をさせていただくとともに、それが地元の小松に由来することを知り、地域文化として発信していく意義を改めて実感することができました。
