愛媛のICT活用実践事例集(小・中・高・中等・特支)
令和7年10月17日(金)1限目、本校101HRにおいて「公共」の研究授業を実施しました。当日は地歴・公民科教員をはじめ、他教科の教員も参観し、本校の探究的な学びとICT活用の在り方について共有する機会となりました。
本授業では、「太鼓祭りの魅力を若者の視点で発信するにはどうすればよいか」というテーマを設定し、地域資源を活用した探究学習を展開しました。生徒にとって身近な地域行事を題材とすることで、社会的課題を自分事として捉える姿勢が育まれました。若者ならではの視点で発信方法を考える活動を通して、情報収集・整理、比較検討、根拠を明確にした表現など、これまでの探究活動で培った思考力・判断力・表現力を発揮する姿が見られました。
一方で、教員主導の時間が長くなったことや、活動の枠組みを設定し過ぎたことで生徒の自由な発想を十分に引き出せなかった点が課題として挙げられます。今後は、より生徒主体の授業構成を目指し、柔軟な発想や多様な表現を尊重する学習環境づくりを進めていきます。
本実践は、地域資源を活用した探究学習とICTの効果的な活用が、生徒の主体的・対話的で深い学びの実現につながることを示すものとなりました。 今後も本校では、地域と連携した学びとICT活用の充実を図り、生徒の資質・能力の育成に取り組んでまいります。
ICTの活用においては、個人学習と協働学習の時間を意図的に分けて設定しました。個人学習では、限られた時数の中で各自が情報を収集・整理し、その成果をロイロノートに投稿しました。これにより、学習内容の可視化と即時共有が可能となり、生徒一人一人の学びを全体で共有し活用することができました。授業内では、それらの投稿をもとにグループで意見を練り上げ、最終時間には発表を行いました。ICTを活用することで、効率的な情報共有と対話的な学びの充実が図られました。