南海トラフ地震事前復興教育プログラム
2023年4月25日 16時08分 [宇和島東高校]1年生理数科普通科「STREAM探究基礎」で、南海トラフ地震に備えたまちづくりについて考える「事前復興」をテーマに授業が行われました。地域の課題を多角的に捉える視点を獲得し、正解のない問いに対してより良い結論を導き出す「合意形成」に向かって学びや対話を深められるよう、愛媛大学防災情報センター特任教授の山本浩司先生と本校教諭の窪地育哉先生によって開発された教育プログラムです。
今回の授業では津波被害を受けた架空地域の住民の立場になり、今後も住み続けるかどうかの意思表示を理由とともに考え、意見をまとめました。
次回は、行政が示した防潮堤建設、まちの機能や生活空間を高台に移転する防災集団移転の復興計画に対する賛否などを考え、仮想地域住民として合意形成を目指します。
「STREAM探究基礎」では、1年間を通じて地域課題の解決につながる新たな価値の創造を目指し、課題を的確に捉え解決に向けて粘り強く考える力を磨いていきます。