地域の方と一緒にお饅頭づくり

 9月21日(土)、今年度、3回目となる一般の方対象の開放講座が行われました。 確実に秋を感じる季節となりました。今回は、先日「敬老の日」だったということもあり、お饅頭を3種類作り上げました。薄皮まんじゅう、薄皮黒糖まんじゅう、紅白まんじゅうの3種類でしたが、皆さん楽しそうに取り組む姿が大変印象的でした。

 和菓子にはそれぞれ意味があります。敬老の日に出される紅白まんじゅうにはよく山芋が使われていますが、昔から山芋は“山の薬”と言われており、「このおまんじゅうを食べていつまでも元気でいてください。」という作り手の気持ちが込められているのです。

 いつも開放講座で心掛けていることの一つに、自分の実力よりも少しだけ難しいことに挑戦していただくことにしています。だからこそ「面白い」のです。簡単すぎてもダメ、難しすぎてもダメ。ちょうどよい塩梅が“面白さ”のコツであるように思います。特に、薄皮まんじゅうの包あん作業では、30gのあんを、10gの生地で包むのですから慣れるまでは大変です。ですが、コツをつかんだ受講生の方々は、徐々に顔の表情も緩み、自信を取り戻した表情にみるみる変わり、私たちのねらいどおり!!!

 もちろん、今回も講師役を務めてくれたのは生産食品科商品開発班の3年生4名です。講習会を終え話を聞いてみると、どの生徒も「失敗ばっかりでした。」と少し残念そうでしたが、それが生徒を講師役にすえる理由です。①授業の延長上に講習会があること。②積極的に話しかけていかないと、前に進めない。③自信がないと教えることができない。など生徒に多くのことを感じてほしいと私は考えています。

 学校を開放して地域の方に来ていただき、教育の一端を還元することの繰り返しが、「地域になくてはならない学校」に育っていくのだと考えています。次回は10月19日(土)にドイツパンの製造を行う予定です。またその時の様子を報告します。