土曜市民講座「東大入試で学ぶ日本史」第5期第4講の様子

11月9日(土)、土曜市民講座「東大入試で学ぶ日本史」の今年度の第4講が行われました。

テーマは、「江戸時代の幕府や藩にとって、蝦夷地が必要不可欠であった理由を学ぶ」でした。

今回も、県内外から多数の御参加を得ました。親子、祖父と孫という参加者もいます。

 今回は、多くの人が「東大チャート」を埋めるところまでは到達しました。

でも、それを180字以内にまとめるのが難しい。

 アイヌとの交流の歴史を学ぶ場合、アイヌが被った被害という日本史上の負の面がクローズアップされることが多いと思います。もちろん、それは忘れてはならないことです。

しかし、江戸時代のアイヌとの交易によって、和人は様々な恩恵を得ました。

一言で言えば「豊か」になったのです。

それは、今、私たちが当たり前に思っている食文化にも及んでいます。

そのことも、しっかりと理解しなければならなりません。

『高校学習指導要領』には、「アイヌや琉球をはじめ日本列島各地の人々がそれぞれに文化的な多様性を持って歴史を形成してきたことに気付かせて,複眼的で豊かな歴史認識の基礎を育てることができるのである。」と書かれています。

複眼的で豊かな歴史認識」というのは、そういうことだったのだと気付かされました。

東大の問題は、最も『学習指導要領』に忠実です。

「悔しいけど、さすがは東大」だと思いました。